
ひめしゃが
イラストは特徴をもとに描いたイメージです。品種により姿は異なります。
開花期
元肥
鉢植え
追肥
鉢植え
植えつけ・植え替え
株分け
花茎切り
横にスクロールできます。バーをタップすると時期と注意点が見られます。
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無料ではじめる日本の山野に自生する小型のアヤメの仲間で、春から初夏にかけて優美な淡紫色の花を咲かせます。常緑で大型になるシャガとは異なり、本種は冬に地上部が枯れる落葉性で、コンパクトに育つのが特徴です。自生株は環境省の準絶滅危惧種に指定されているため、野外での採取は避け、園芸店などで流通する増殖株を育てて楽しみましょう。
掲載している時期や条件は、関東以西の平野部(中間地)を基準にした一般的な目安です。品種・地域・その年の天候によって前後します。
風通しがよく、午前中のやわらかな光が当たる明るい半日陰を好みます。夏場は直射日光による葉焼けを防ぐため40〜50%程度の遮光を行い、二重鉢などで鉢内の温度上昇を抑えましょう。
庭植えはしっかり根づけば基本的に雨まかせで問題ありません。鉢植えは水切れに弱いため表土が乾いたらたっぷりと与え、冬の休眠期も鉢内が完全に乾ききらないよう適度な湿り気を保ちます。
鉢植えは植え替え時に元肥を混ぜ込み、3〜9月(真夏を除く)に薄い液体肥料を定期的に与えるか春と秋に緩効性化成肥料を置肥します。庭植えは肥料をほとんど必要としません。
風通しが悪く乾燥した環境ではハダニが発生し、葉が白っぽく痛むことがあります。見つけ次第水で洗い流すか薬剤で対処し、冬場に枯れた葉を丁寧に取り除いて予防します。
水はけと通気性に優れ、適度な保水性を持つ用土を好みます。市販の山野草用土か、軽石・鹿沼土・赤玉土の小粒を混ぜ合わせたものを使用し、事前に微塵(みじん)を洗い流しておくと安心です。
新芽が動き出す前の2月下旬〜3月上旬が植えつけ・植え替えの適期です。根茎が伸びて地表に浮き上がりやすいため、増し土ができるよう鉢縁に余裕を持たせて植え付けます。
株分けや種まきで増やすことができます。株分けは2〜3年に一度の植え替えと同時に行い、自然に分かれている根茎を清潔なハサミやナイフで切り分けます。
花が咲き終わった後の花茎は、種をとる目的がなければ株の体力を消耗させないよう根元から早めに切り取ります。