
ばいかうつぎ
イラストは特徴をもとに描いたイメージです。品種により姿は異なります。
開花期
剪定・更新剪定
花後
剪定
冬季・軽微な整理
お礼肥
寒肥
植えつけ・植え替え
鉢の植え替え
タネまき
挿し木
横にスクロールできます。バーをタップすると時期と注意点が見られます。
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無料ではじめるバイカウツギは日本各地の山野に自生する落葉低木で、初夏に梅の花に似た愛らしい白花を枝いっぱいに咲かせます。日本に自生する原種はほのかな香りにとどまりますが、欧米で作出された園芸品種には強い芳香を放つものが多く、庭木や生垣として親しまれています。丈夫で栽培しやすい一方、花後すぐの剪定を逃すと翌年の花付きが悪くなるため、時期を守った手入れが欠かせません。
掲載している時期や条件は、関東以西の平野部(中間地)を基準にした一般的な目安です。品種・地域・その年の天候によって前後します。
日当たりのよい場所を好み、日照が十分だと花つきがよくなります。ただし夏の強い西日は苦手なので、午後にやわらかい日陰になる場所を選ぶと安心です。半日陰でも育ちますが、暗すぎる場所では花数が減る点に注意します。風通しをよくしておくと、うどんこ病などの予防にもつながります。
庭植えでは根づいたあとは自然の雨だけでほぼ育ち、真夏に極端な乾燥が続くときだけ水を与えれば十分です。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水やりし、とくに真夏は朝夕2回を目安に与えるとよいでしょう。冬は生育が緩やかになるため、水やりの回数を控えめにします。
11月から2月頃の休眠期に、寒肥として油かすなどの有機質肥料や緩効性肥料を株元に施します。花が終わったあとにもお礼肥として緩効性肥料、または油かすと骨粉を混ぜたものを与えると、翌年の花つきを助けます。もともと丈夫な性質なので、肥料が多少不足しても枯れる心配は少ない植物です。
比較的病害虫の少ない庭木ですが、梅雨時や枝葉が茂りすぎたときにはうどんこ病が発生することがあります。アブラムシやカイガラムシがつくこともあるので、見つけたら早めに取り除きます。風通しをよく保つことが、いちばんの予防策になります。
水はけと水もちを兼ね備えた、腐植質に富む土壌を好みます。地植えでは植え付け前に腐葉土などをよくすき込んでおくと、その後の生育がよくなります。鉢植えは市販の花木用培養土に赤玉土を加えたものなどで問題ありません。
植えつけ・植え替えの適期は11月上旬から12月上旬、または2月下旬から3月です。根鉢よりひとまわり大きな穴を掘り、腐葉土などの有機物を混ぜ込んでから植えつけます。鉢植えは2〜3年に一度を目安に、ひとまわり大きな鉢へ植え替えるとよいでしょう。
ふやし方は挿し木が中心で、前年枝を使う春ざし(3月上旬〜4月上旬)と、その年に伸びた枝を使う夏ざし(6月中旬〜7月上旬)の2つの時期があります。とり木でふやすことも可能です。秋に採れたタネをそのままとりまきする方法もありますが、家庭では挿し木のほうが手軽です。
もっとも大切なのは花後すぐの剪定で、不要な枝を整理すると同時に、花つきが悪くなった古い枝を株元・地際から切り戻す更新剪定も行います。バイカウツギは開花後まもなく翌年の花芽をつくり始めるため、この適期を逃して秋以降に強く切り戻すと、翌年の花が咲かなくなってしまいます。冬季は枯れ枝を取り除く程度の軽い手入れにとどめ、大きな切り戻しは避けます。
西洋バイカウツギとも呼ばれる原種で、欧米の多くの交配品種の親となっています。初夏に強い芳香を放つ白い花を咲かせ、香りの良さではバイカウツギの仲間の中でも際立つ存在です。
花弁の根元に紅色から淡紫色の目が入る、直径5cmほどの大輪一重咲きの品種です。強い芳香を持つ代表的な交配品種として知られ、庭園や切り花としても親しまれています。
葉の縁に白い斑(覆輪)が入る品種で、花のない時期でも明るい葉色を楽しめます。生育の基本的な性質は緑葉の品種と変わりませんが、斑入り葉は強い日差しで傷みやすいため、置き場所に注意します。
アナベル