
いちじく
イラストは特徴をもとに描いたイメージです。品種により姿は異なります。
夏季剪定
冬季剪定
追肥
お礼肥
元肥
植えつけ・植え替え
さし木
冬越し対策
収穫期
芽かき
誘引
横にスクロールできます。バーをタップすると時期と注意点が見られます。
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無料ではじめるイチジクは、初夏から秋にかけて甘く熟した果実を収穫できる落葉性の果樹です。果実の内部に花が咲くため「無花果」とも呼ばれ、独特の食感と風味で多くの人に親しまれています。比較的栽培が容易で、庭植えだけでなく鉢植えでも楽しめるため、家庭果樹としても人気があります。
掲載している時期や条件は、関東以西の平野部(中間地)を基準にした一般的な目安です。品種・地域・その年の天候によって前後します。
イチジクは日当たりと風通しの良い場所を好みます。特に、1日に6時間以上の直射日光が当たる場所が理想的です。強風が直接当たる場所は避け、酸性土壌を嫌うため、植え付け前に苦土石灰で土壌を調整すると良いでしょう。
庭植えの場合、根付いた後は基本的に雨水で十分ですが、夏場の乾燥が続く際には水やりが必要です。鉢植えでは、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与え、特に真夏は水切れに注意し、1日に2回与えることもあります。
年間3回の施肥が目安です。12月中旬から1月下旬に元肥として油かすや堆肥を、6月頃には果実の肥大を促す追肥として緩効性化成肥料を与えます。収穫後のお礼肥は、夏果専用種は9月頃、秋果専用種・夏秋兼用種は10月下旬頃に油かす主体の固形肥料を施します。
イチジクには疫病、さび病、うどんこ病などの病気が発生することがあります。害虫では、幹に食い入るカミキリムシの幼虫に特に注意が必要です。その他、センチュウや鳥害も発生するため、定期的な観察と適切な対策が重要です。
水はけと水もちの良い土壌を好みます。市販の果樹用培養土を使用するか、赤玉土小粒7〜8割に腐葉土2〜3割を混ぜた配合土が適しています。弱アルカリ性から中性の土壌環境が理想的です。
植え付けや植え替えの適期は、11月下旬から3月上旬の休眠期です。寒冷地では春の芽吹き前が良いでしょう。庭植えの場合は、根鉢の2〜3倍の穴を掘り、堆肥や苦土石灰、緩効性肥料を混ぜ込んでから植え付けます。鉢植えは10号以上の大きな鉢を用意し、根鉢を崩してから植え込みます。
イチジクは主にさし木でふやすことができます。前年に伸びた枝を2〜3節に切り、3月から4月頃に行うのが適期です。樹勢の弱い品種では、同じ時期につぎ木を行うこともあります。
主な作業としては、樹形を整えたり収穫量を増やすための剪定が重要です。その他、不要な芽を取り除く芽かき、枝を固定する誘引、果実の数を調整する摘果、そして収穫、施肥、病害虫対策、冬越し対策などがあります。
日本で最も広く栽培され、市場流通の約8割を占める代表的な夏秋兼用種です。大果で収量が多く、味は良いですが、完熟果は皮が薄く傷つきやすい傾向があります。
別名「早生日本種」とも呼ばれ、古くから日本で栽培されている秋果専用品種です。耐寒性、樹勢ともに強く収量も多いですが、雨により裂果しやすい特性があります。
フランス原産の「黒イチジク」で、「幻の黒イチジク」とも称される高級品種です。甘みが非常に強く、ねっとりとした独特の食感が特徴で、果皮は紫黒色をしています。