
ふじ
イラストは特徴をもとに描いたイメージです。品種により姿は異なります。
開花期
剪定
お礼肥
寒肥
植えつけ・植え替え
挿し木
花がら摘み
誘引
横にスクロールできます。バーをタップすると時期と注意点が見られます。
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無料ではじめるフジ(藤)は日本原産のマメ科フジ属のつる性落葉樹で、基準となる種はノダフジ(学名: Wisteria floribunda)です。晩春になると紫や白、ピンクの花房を長く垂らして咲かせ、藤棚仕立てにすると見事な景観をつくります。つるが太く長く伸びるため丈夫な棚や支柱が必要で、剪定や誘引などの手入れを重ねることで美しい花を毎年楽しめます。
掲載している時期や条件は、関東以西の平野部(中間地)を基準にした一般的な目安です。品種・地域・その年の天候によって前後します。
日当たりと風通しの良い場所を好み、日照が不足すると花つきが悪くなります。つるが太く重くなるため、藤棚やしっかりした支柱など丈夫な構造物を用意して育てる必要があります。
庭植えでは根づいたあとは基本的に雨水で足りますが、乾燥が続く場合はたっぷりと水を与えます。鉢植えは土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまで与え、特に夏は水切れに注意します。
フジはマメ科で根に根粒菌を持ち、自ら窒素をつくり出せるため、窒素分の多い肥料を与えるとつるや葉ばかりが茂って花が咲かなくなる「つるボケ」を招きます。寒肥として12月下旬から2月頃に油かすや骨粉などの有機肥料を株元から離れた位置に施し、花後のお礼肥は控えめな化成肥料にとどめます。
こぶ病(がんしゅ病)や斑点病、さび病のほか、フジノキクイムシやマメコガネなどの害虫が発生することがあります。風通しを良くして早期発見・早期防除に努めます。
水はけの良い土壌を好み、黒土を主体に堆肥や川砂、鹿沼土を配合した用土が適しています。
植え付けの適期は落葉休眠期にあたる11月から3月で、なかでも2〜3月頃が特に適しています。植え替えは2〜3年に1回を目安に行います。
タネまきのほか、2〜3月の春挿しや9月の秋挿しによる挿し木、3〜4月の取り木や接ぎ木でふやせます。
フジは夏(5月下旬〜7月頃)に伸びすぎたつるを整理する剪定と、冬(11月下旬〜2月頃)に花芽と葉芽を見分けながら行う剪定の年2回が最も重要な作業です。この2回の剪定を誤ると翌年花が咲かなくなるため、時期と方法を守って行う必要があります。加えて生育期を通じて棚や支柱へのつるの誘引も欠かせません。
ノダフジの白花品種です。藤棚などに仕立てると清楚な白い花房が長く連なって咲きます。育て方や剪定時期の基本はノダフジと共通です。
ノダフジの中でも花房が特に長く伸びる長花房系の品種です。1mを超える花房を垂らすこともあり、藤棚に仕立てると豪華な景観になります。
近畿地方以西に自生する近縁の別種です。つるがノダフジとは逆の左巻きになるのが特徴で、花房はノダフジより短めですが密に付きます。剪定・肥料の考え方はノダフジに準じます。