
あがべ
イラストは特徴をもとに描いたイメージです。品種により姿は異なります。
追肥
植えつけ
地植え
植え替え・鉢増し
子株の株分け
防寒・室内取り込み
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無料ではじめるアガベはメキシコを中心に分布するリュウゼツラン属の総称で、肉厚な葉がロゼット状に広がる多肉植物です。本データは日本で流通量が多い基準種「アガベ・チタノタ」を基準に耐寒性などの数値を記載していますが、属内には耐寒性の強い品種も含め幅広い個性があります。開花は数十年に一度と非常にまれで、花を咲かせた株はやがて枯死する一稔性の性質を持ちます。葉の縁の鋸歯や葉先のトゲは鋭く、取り扱いの際にはけがをしないよう注意が必要です。
掲載している時期や条件は、関東以西の平野部(中間地)を基準にした一般的な目安です。品種・地域・その年の天候によって前後します。
日当たりと風通しのよい場所を好みます。屋外の直射日光に当てるとよく締まった株姿に育ちますが、室内などの暗い場所から急に強い日差しに当てると葉焼けを起こすことがあるため、少しずつ慣らしながら移動してください。基準種のチタノタは寒さに弱いため、冬は室内の明るい窓辺などへ移動して管理します。
生育期にあたる4月から10月中旬頃は、鉢土の表面が乾いてから数日後を目安にたっぷりと水を与えます。休眠期にあたる晩秋から冬は乾燥気味に管理し、月1〜2回程度、または断水気味にします。過湿は根腐れの原因になるため、常に土を湿らせたままにしないよう注意してください。
肥料は生育期にあたる4月から10月にかけて、緩効性肥料を2か月に1回程度の目安で与えます。冬の休眠期は施肥を控えます。肥料を与えすぎると徒長して間延びした株姿になりやすいため、控えめを心がけてください。
カイガラムシやアブラムシがつくことがあるため、見つけ次第早めに取り除きます。用土の水はけが悪く多湿の状態が続くと、根腐れや軟腐病を招くことがあるため、風通しと水はけの管理が予防の基本です。
水はけのよい用土を好みます。赤玉土・鹿沼土・軽石などを配合した市販の多肉植物用培養土を利用すると管理しやすいでしょう。耐寒性品種を庭植えする場合も、水はけの悪い粘土質の土は避けて植え付けます。
植え付け・植え替えの適期は、霜の心配がなくなる4月上旬から6月下旬です。鉢植えは2年に1回程度を目安に、一回り大きな鉢へ植え替えます。葉の鋸歯やトゲが鋭いため、作業の際は厚手の手袋を着用してけがを防いでください。
子株(吸芽)を株分けしてふやすのが基本で、植え替えと同じ4月から6月に行います。株分けの際も鋸歯やトゲで手を傷つけやすいため、手袋を着用し、株元の子株を丁寧に切り離します。開花した場合は種子でふやすことも可能ですが、開花自体が数十年に一度と非常にまれです。
枯れて傷んだ下葉はこまめに取り除き、株元の風通しを保ちます。晩秋から冬にかけては、防寒や室内への取り込みの準備を進めます。作業中は葉の鋸歯や葉先のトゲで手を傷つけやすいため、厚手の手袋を着用してください。
丸みを帯びた厚い葉と、明るい黄緑色の葉色が特徴の基本的なチタノタの系統です。流通量が多く価格も比較的手ごろなため、アガベ入門用としてよく選ばれています。
葉の縁にクリーム色の斑が入り、大きく荒々しい鋸歯を持つことからこの名がついた人気の斑入り品種です。鋸歯が特に鋭いため、植え替えなどの作業時は厚手の手袋で手を保護することをおすすめします。
葉の縁に黄色い覆輪斑が入る大型品種です。基準種のチタノタより耐寒性が高く、温暖な地域では地植えでの栽培も可能とされています。