
びばーなむ
イラストは特徴をもとに描いたイメージです。品種により姿は異なります。
開花期
剪定
お礼肥
寒肥
植えつけ・植え替え
鉢の植え替え
挿し木
横にスクロールできます。バーをタップすると時期と注意点が見られます。
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無料ではじめるビバーナムはガマズミ属(Viburnum)の総称で流通する庭木で、本データは代表種である落葉性のオオデマリ(Viburnum plicatum f. plicatum)を基準にまとめています。晩春に手まり状の白い花をびっしりと咲かせ、咲き始めの淡い黄緑色から白へ移り変わる清涼感のある姿が魅力です。ビバーナムの名では常緑性のティヌスなど性質の異なる種も流通するため、購入時は学名や樹形で確かめると安心です。
掲載している時期や条件は、関東以西の平野部(中間地)を基準にした一般的な目安です。品種・地域・その年の天候によって前後します。
日当たりから半日陰まで幅広い場所で育ちますが、花つきをよくするには日当たりのよい場所が向いています。ただし夏の強い西日が当たると葉焼けを起こしやすいため、午後にやわらかい日陰になる場所が理想的です。風通しのよい場所を選ぶと病害虫の予防にもなります。
庭植えでは根づいたあとは自然の雨だけでほぼ育ち、真夏に極端な乾燥が続くときだけ水を与えれば十分です。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水やりし、特に開花中と真夏は水切れに注意します。
12月から2月頃の休眠期に寒肥として緩効性肥料や有機質肥料を施します。花が終わったあとにもお礼肥として緩効性肥料を与えると、翌年の花つきの助けになります。庭植えで生育が旺盛な場合は肥料を控えめにしても構いません。
比較的丈夫で病害虫の少ない庭木ですが、風通しが悪いとアブラムシやカイガラムシが発生することがあります。うどんこ病や褐斑病が出ることもあるので、混み合った枝は剪定で整理し、見つけ次第早めに対処しましょう。
水はけのよい土壌を好みます。地植えでは腐葉土や堆肥をすき込んで土質を改善し、鉢植えは市販の庭木用培養土に赤玉土を加えるとよいでしょう。極端に乾燥する土地は苦手なので、保水性にも配慮します。
植えつけの適期は厳寒期を避けた11〜12月、または2月下旬〜4月上旬です。根鉢よりひとまわり大きな穴を掘り、腐葉土をすき込んで植えつけます。鉢植えは2〜3年に一度、ひとまわり大きな鉢に植え替えるとよいでしょう。
ふやし方は挿し木が中心で、3月中旬から下旬に前年枝を使う方法が適期です。取り木でもふやすことができます。オオデマリの花はすべて装飾花で結実しないため、タネによる繁殖はできません。
最も重要なのは花後すぐの剪定で、遅くとも7月上旬までに終える必要があります。オオデマリは7〜8月に翌年の花芽をつくり始めるため、これより剪定が遅れると花芽を切り落とし、翌年花が咲かなくなってしまいます。冬期には枯れ枝や込み合った枝を整理する程度の軽い剪定を行います。
セイヨウカンボク(Viburnum opulus)の花がすべて装飾花になった品種で、4〜5月に真っ白な球状の花を咲かせます。落葉性でオオデマリより開花がやや早く、花後すぐの剪定が重要な点は共通しています。
地中海沿岸原産の常緑低木で、オオデマリと異なり冬でも葉を落としません。3〜4月に白い小花を密に咲かせ、花後は秋から冬にかけて光沢のある藍黒色の実をつけて長く楽しめます。
樹高1m前後にまとまる常緑低木で、光沢のある大きな葉と目立つ葉脈が特徴です。秋にメタリックブルーの実をつけますが、確実に結実させるには複数の株を近くに植えて受粉させる必要があります。