
むくげ
イラストは特徴をもとに描いたイメージです。品種により姿は異なります。
開花期
剪定
追肥
寒肥
植えつけ・植え替え
春
植えつけ・植え替え
落葉期
挿し木
ひこばえの処理
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無料ではじめるムクゲはアオイ科フヨウ属の落葉低木で、梅雨明けから晩秋まで長期にわたって花をつけ続けるのが特徴です。一つ一つの花は朝開いて夕方にはしぼむ一日花ですが、次々と新しい花芽が開くため観賞できる期間はとても長くなります。暑さにも寒さにも強く栽培の難易度が低いことから、庭木や生垣、公園樹、街路樹として各地で広く植えられています。
掲載している時期や条件は、関東以西の平野部(中間地)を基準にした一般的な目安です。品種・地域・その年の天候によって前後します。
ムクゲは光を好む植物で、一日の大半に直射日光が当たる場所に植えると花つきが安定します。半日陰でも枯れることはありませんが、日照不足になると花数が減る点には注意が必要です。夏場に土が極端に乾くのを嫌うため、腐植質を含み保水力のある土壌を用意すると生育が良くなります。地植えでの栽培に向いている花木です。
庭に植えた株は根が張った後であれば、雨水だけで十分にまかなえます。夏場に雨が少なく土壌が乾いてきた場合は、気温の下がる朝夕の時間帯を選んでたっぷりと水を補給してください。冬期は生育が止まるため、水やりをほとんど気にする必要はありません。鉢栽培の場合は用土表面の乾き具合を見て、鉢底から流れ出る量を目安に与え、開花が続く夏は水切れさせないよう注意します。
厳寒期にあたる2月頃、有機質の油かすなどを寒肥として根元にすき込むように施します。花が咲き続ける7月から9月にかけては、緩効性の化成肥料を少量ずつ追加すると花の数や質が向上します。生育旺盛な花木のため、肥料が切れると株の勢いが落ちやすい点も覚えておきましょう。
うどんこ病にかかることがまれにありますが、全体としては病気に強く丈夫な花木です。一方で害虫の被害は受けやすく、アブラムシやハダニのほか、カミキリムシの幼虫(テッポウムシ)や葉を巻くガの幼虫が発生することがあります。被害によって株そのものが枯れることは少ないため、見つけ次第の早期対応で十分に管理できます。
土質へのこだわりは少なく、水はけさえ確保できていればおおむね良好に育ちます。逆に水はけの悪い土地は苦手なので、水が滞留しやすい場所では土を盛るなどの工夫が必要です。腐植質を含み適度に保水力のある土壌が最も適しています。鉢植えであれば、市販の培養土をそのまま利用しても問題ありません。
植え付けや植え替えは、葉が落ちている12月から3月頃までの間に行うのが基本です。関東地方など中間地では、真冬を避けて3月から4月にかけて作業すると、そのあとの生育が良好になります。根鉢よりもひとまわり大きい穴を掘り、腐葉土やピートモス、完熟堆肥などを土に混ぜ込んでから植え付けます。
株を増やす方法としては挿し木が手軽で、成功率も高い植物です。葉が芽吹く前の3月から4月に休眠枝を使う方法のほか、その年に伸びた枝を使って5月から6月、あるいは9月下旬から10月に行うことも可能です。種子から育てる場合は、秋に採れた種をすぐにまくか、乾燥を避けて保存し翌年3月下旬以降にまきます。
花芽はその年に伸びた新しい枝につくため、剪定は葉の落ちている11月から3月上旬の間に済ませるのが基本です。春先まで剪定できる場合も、花芽を切り落とさないよう遅くとも5月下旬までには作業を終える必要があります。このほか、株元から伸びるひこばえは春から秋にかけて見つけ次第切り取り、水やりや施肥、害虫の点検も定期的に行います。
白い花弁の中心部が鮮やかな紅色に染まる一重咲き品種です。茶花としても親しまれています。
華やかな八重咲きが特徴の品種です。庭を彩る存在感があります。
青色を帯びた紫色の大輪花を咲かせ、淡いパープルのグラデーションが美しい品種です。